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文献詳細

雑誌文献

臨床検査41巻5号

1997年05月発行

文献概要

今月の主題 自己抗体・最近の動向 精度管理調査からみた現状と問題点

抗核抗体

著者: 宮脇昌二1 浅沼浩子2

所属機関: 1倉敷成人病センター南くらしき病院リウマチ膠原病センター 2倉敷成人病センター臨床検査科

ページ範囲:P.508 - P.516

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 今日,間接蛍光抗体法による抗核抗体の検出は,膠原病疾患の診断や鑑別上不可欠の検査として広く第一線の医療現場に定着している.しかし,どのように精度管理を行っても,カットオフ値,抗体価などにばらつきが生じるため,臨床側の慎重な対応が必要である.また本来個別抗核抗体の識別を目的として導入された染色型の臨床的解釈には限界が認められ,検査側と臨床側との間に大きな溝が生じているのが現状である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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