文献詳細
今月の主題 母子医療と臨床検査
話題
文献概要
1.はじめに
胎児血採取は超音波ガイド下に臍帯から採取される.胎児血採取の最初の試みは,placentocen-tesis1)(胎盤穿刺)あるいはfetoscopy2)(胎児鏡)により行われ,1983年にDaffosら3)により超音波診断装置を利用した胎児採血法が報告され現在に至っている.現在は,溶血性疾患や染色体分析,子宮内感染症の診断に対して胎児採血が行われている.
胎児血採取は超音波ガイド下に臍帯から採取される.胎児血採取の最初の試みは,placentocen-tesis1)(胎盤穿刺)あるいはfetoscopy2)(胎児鏡)により行われ,1983年にDaffosら3)により超音波診断装置を利用した胎児採血法が報告され現在に至っている.現在は,溶血性疾患や染色体分析,子宮内感染症の診断に対して胎児採血が行われている.
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