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文献詳細

雑誌文献

臨床検査41巻8号

1997年08月発行

今月の主題 臓器移植と臨床検査

移植に必要な検査

血中薬物検査

著者: 戸塚実1 日高宏哉1 勝山努2

所属機関: 1信州大学医学部付属病院中央検査部 2信州大学医学部臨床検査医学講座

ページ範囲:P.885 - P.888

文献概要

 移植医療における免疫抑制剤の血中濃度レベル測定は,有効血中濃度域の比較的狭い同剤を十分効果的に利川するうえで不可欠である.現在,多種多様の免疫抑制剤が知られているが,シクロスポリン,タクロリムスなどが代表的なものと言えるであろう.血中レベルのモニタリングは一般的にトラフレベルを用いることが多いが,吸収障害や遅延のある患者では必ずしも十分とは言えず,area under the curveの利用によるモニタリングも考慮する必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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