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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻13号

1998年12月発行

文献概要

今月の主題 検査項目の再評価 再考すべき検査項目

病原微生物検査

著者: 古田格1 尾鼻康朗1

所属機関: 1近畿大学医学部臨床病理学

ページ範囲:P.1637 - P.1642

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 微生物感染症の診断は原因微生物を検出したり,あるいは感染微生物に対する抗体の検索などで行われるが,時代とともに感染症診断法は変化し,現在では感度や特異性が優れているPCR法や酵素抗体法などが採用されている.そのため,Widal反応,Weil-Felix反応などの,特異性や精度,そして検査効率の悪い検査は臨床的に利用価値がなくなっている.微生物検査も時代とともに変化するものであり,時代の要求に耐えられない検査は整理され,淘汰されるべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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