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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻13号

1998年12月発行

文献概要

トピックス

卵巣癌におけるステージングラパロトミー

著者: 落合和徳1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学産婦人科

ページ範囲:P.1680 - P.1681

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1.ステージングの重要性
 卵巣癌に限らず,悪性腫瘍に関する進行期の決定(ステージング,staging)は,腫瘍組織の進展の客観的な評価手段であり(図1),かつこれによって患者の予後推定が可能となる.種々の予後関連因子のなかでも進行期が最も強い影響を持つことは周知のとおりである1)(表1).したがって癌治療の個別化が叫ばれる現在,この進行期に基づく治療の選択が,大変重要であることは容易に理解できよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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