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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻2号

1998年02月発行

文献概要

今月の主題 骨代謝マーカー 総説

骨代謝異常症の鑑別診断―骨粗鬆症を中心に

著者: 矢野寛一1 小埜崇1 真角昭吾2

所属機関: 1国立大分病院整形外科 2大分医科大学整形外科

ページ範囲:P.147 - P.153

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 硬くて変化しないようにみえる骨も,常に骨吸収と骨形成のサイクルを繰り返している.この骨代謝回転に異常をきたした骨代謝異常症の中でも,骨粗鬆症は現在最も社会的関心を集めている疾患である.本疾患の診断にあたっては,問診,理学検査はもちろんのこと,骨塩量の測定のみならずX線学的検査や血液,尿の生化学検査などにより,ほかの疾患を鑑別しながら骨粗鬆症の診断に至ることが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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