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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻2号

1998年02月発行

文献概要

今月の主題 骨代謝マーカー 総説

骨リモデリングと骨代謝マーカー

著者: 井上大輔1 松本俊夫1

所属機関: 1徳島大学医学部第1内科

ページ範囲:P.154 - P.160

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 骨は常に吸収―形成を繰り返す再構築(リモデリング)を営んでおり,骨の恒常性は吸収と形成との平衡関係に依存している.骨リモデリングの状態を簡易に把握するために,さまざまな血中・尿中の骨代謝マーカーが用いられる.骨吸収には骨基質の分解を反映する種々のコラーゲン代謝産物,骨形成には骨芽細胞機能に関連した分子が主にマーカーとして用いられている.これらのマーカーによる骨リモデリング状態の評価が,各種の骨代謝異常症の診断,病態解析,治療方針決定,治療効果判定などに有用となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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