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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻2号

1998年02月発行

文献概要

研究

免疫染色法によるTerminal Deoxynucleotidyl Transferase(TdT)の証明

著者: 佐藤ヨシ子1 本間淑子1 多田昭子1 北畠久美子1 小野田春男1 在家裕司1

所属機関: 1東京大学医科学研究所附属病院検査部

ページ範囲:P.239 - P.241

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 血液細胞の一部に特異的な酵素であるTdTの検出は,白血病疾患の細胞系統を分けるために必要であり,薬剤選択にも重要な役割を果たしている.証明法としては,免疫蛍光法を中心に行われているが,蛍光顕微鏡などの設備が必要で一部の施設でのみ行われている.そこで,一般の施設でも証明できる方法として,免疫細胞化学染色を応用してTdTを染色し証明する方法を開発し,従来法(蛍光抗体染色)とフローサイトメトリーを用いた証明法との比較検討を行った.その結果,免疫細胞化学染色法でも良好な結果が得られたため,その概要を説明する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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