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コーヒーブレイク
原爆の詩
著者: 屋形稔1
所属機関: 1新潟大学
ページ範囲:P.271 - P.271
文献購入ページに移動 1987年7月,定例の日本エッセイストクラブ総会に出席した.お目当てはこの年のエッセイストクラブ賞の1人に女優の渡辺美佐子さんが選ばれたためである.素顔も美しく,スピーチも落ちついた語り口であった.
舞台やテレビでは一人芝居でも常に大勢のスタッフに横から裏から見つめられ,たすけられて仕事ができてゆく.しかし初めて書くことになったエッセイという仕事は,生まれて初めて得られたたった1人の時間ということで,完成するころには名残り惜しいくらいであったという感想であった.
舞台やテレビでは一人芝居でも常に大勢のスタッフに横から裏から見つめられ,たすけられて仕事ができてゆく.しかし初めて書くことになったエッセイという仕事は,生まれて初めて得られたたった1人の時間ということで,完成するころには名残り惜しいくらいであったという感想であった.
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