icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻3号

1998年03月発行

文献概要

研究

肺機能検査における自動判読機能付検査システムプログラム(Version2)の開発

著者: 荒谷清1 松下淳1 赤迫善満1 道崎勇二1 池田勝義1 林実1 大田俊行1 小林利次1

所属機関: 1産業医科大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.351 - P.355

文献購入ページに移動
 今回,われわれの提案したプログラム(Version2)をフクダ電子社製FUDAC70に搭載した.本プログラムは,換気障害の分類はもとより,スパイログラム・フローボリュームカーブ・肺拡散能力・クロージングボリューム・薬剤投与などの各種検査においてそれぞれ自動判読がなされるとともに,障害の重症度にもコメントがなされている.
 また判読医によりオーバーリード後にコメントの追加・削除などの編集処理が可能である.
 今回のシステムプログラムでは自動判読機能により,判読医間による判読誤差などが少なくなるうえ,判読医制度を持たない施設では技師や臨床の負担が少なくなると考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?