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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻5号

1998年05月発行

文献概要

今月の主題 注目されている感染症―Emerging Infectious Diseases 技術解説

レジオネラ症

著者: 小出道夫1 齋藤厚1

所属機関: 1琉球大学医学部第1内科

ページ範囲:P.523 - P.528

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 レジオネラ肺炎の診断には,臨床症状が進行の早い急性肺炎の病型をとり,かつレジオネラが培養で検出されるか血清抗体価が陽性であることを必要とする.このほかに補助診断として直接蛍光抗体法による検体中の本菌の確認,EIAによる尿中菌体抗原の検出,遺伝子診断(DNAテクノロジー)がある.しかし入手法,診断価値,迅速性などすべての条件を満足する方法はないので,いくつかの診断法を組み合わせることが望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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