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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻9号

1998年09月発行

文献概要

今月の主題 in situ hybridization 総説

in situ hybridizationとは―形態学と分子生物学の接点

著者: 小路武彦1

所属機関: 1長崎大学医学部解剖学第3講座

ページ範囲:P.959 - P.967

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 in situ hybridizationとは,組織切片上あるいは細胞標本上で特異的な塩基配列を持つ核酸分子を視覚化し,特定の遺伝子の発現状態およびその局在を細胞単位で検討するための分子組織細胞化学的な方法論である.このような手法により,形態情報を損なうことなく生命現象の効率の良い分子的理解が可能となった.本稿では,その基本的原理と一般的な留意事項,さらには周辺技法との関連と将来的な展開について解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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