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文献詳細

雑誌文献

臨床検査42巻9号

1998年09月発行

文献概要

今月の主題 in situ hybridization 技術解説

in situ PCR法による微量遺伝子の解析

著者: 山王なほ子1 長村義之2

所属機関: 1日本医科大学脳神経外科 2東海大学医学部病態診断系病理学

ページ範囲:P.996 - P.1002

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 in situ PCR法は組織切片上ないし個々の細胞内でpolymerase chain reaction (PCR)法を用いて特定の遺伝子の増幅を行い,微量遺伝子を検出する方法として考案された.その概略は,①組織切片の準備,②酵素処理など前処置,③mRNAのcDNAへの逆転写,④プライマーと耐熱性ポリメラーゼを用いたPCR反応,⑥標識プローブによるhybridization,⑥洗浄,発色によるシグナルの可視化.以上のステップから成り立つ.このin situ RT-PCR法の実際と,有用性について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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