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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻10号

1999年10月発行

文献概要

今月の主題 血管壁細胞 各論―測定と病態との関連

エンドセリン

著者: 菅野義彦1 中元秀友1 鈴木洋通1

所属機関: 1埼玉医科大学腎臓内科

ページ範囲:P.1098 - P.1104

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 エンドセリンは生体内でさまざまな作用をしており,特に循環器系疾患で果たす役割は計り知れない.しかし,エンドセリンは主として血管内皮細胞で作られ,その部位で作用を及ぼすために血液濃度を正確に測定することは難しく,またその濃度をもってその働きを決定することもできない.最近エンドセリン受容体拮抗薬や生成酵素阻害薬が臨床にも応用されるようになり,これらの発達によりいっそう,その生体での役割が明確になると期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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