icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻3号

1999年03月発行

文献概要

今月の主題 肝炎 総説

自己免疫性肝炎

著者: 一條哲也1

所属機関: 1昭和伊南総合病院内科

ページ範囲:P.265 - P.272

文献購入ページに移動
 自己免疫性肝炎(autoimmune hepatitis:AIH)は,高γグロブリン血症,各種自己抗体の出現を特徴とする,肝細胞傷害に自己免疫的機序が関与する慢性活動性肝炎である.しかしその原因,発症機序は解明されておらず,本態はいまだ不明である.したがって,自己免疫性肝炎の診断に特異的なマーカーは少なく,いまだに診断基準に負うところが多い.よって,疾患概念を理解したうえで診断を下す必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?