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エイズワクチン開発の動向―tat阻害ワクチンの可能性
著者: 伊藤隼夫1 清水信義2
所属機関: 1野村光義ガン・エイズ研究財団 2慶應義塾大学医学部分子生物学
ページ範囲:P.347 - P.350
文献購入ページに移動1997年5月18日,クリントン大統領はG7首脳に呼びかける形で,エイズワクチンを2007年までに完成させると宣言した3).米国にとって月面着陸アポロ計画に次ぐ地球レベルのプロジェクトとし,世界的大規模な共同研究しか解決方法はないと呼びかけた.それを受けて世界の大手製薬会社およびベンチャー企業が開発戦争に突入している.これにはいくつかの重大な理由があった.
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