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文献詳細

雑誌文献

臨床検査43巻7号

1999年07月発行

文献概要

シリーズ最新医学講座―遺伝子診断 Technology編

遺伝子疾患データベース―MutationView

著者: 清水信義1 蓑島伸生1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部分子生物学

ページ範囲:P.791 - P.797

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はじめに
 ヒトという生物のブループリントすなわちゲノムは30億塩基対のDNAからなり,推定10万種類の遺伝子から成っている.McKusickのオンラインデータベースOMIMには遺伝病や癌を含めたヒトの遺伝子疾患が4,300種類ほど記載されている.これら遺伝子疾患のうち約1,500種類が特定のヒト染色体にマップされ,そのうち約800種類については原因遺伝子がクローニングされている1)
 遺伝子に関する情報は,大別して3つのデータベースに蓄積されている.すなわち,ヒト染色体上の位置(マップ情報)に関する国際ゲノムデータベース(GDB)2),DNA塩基配列(シーケンス情報)に関するGenBank/EMBL/DDBJ3),遺伝子から産生される蛋白質の機能・生理作用(蛋白質情報)に関するSwissProt/PIR/PRFがある4)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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