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皮膚交感神経活動
著者: 岩瀬敏1 間野忠明1
所属機関: 1名古屋大学環境医学研究所自律神経
ページ範囲:P.810 - P.813
文献購入ページに移動1.はじめに
ヒトにおける皮膚交感神経活動(skin sympa-thetic nerve activity:SSNA)は,ヒトの末梢神経内の皮膚神経束からマイクロニューログラフィーにより記録される.SSNAは汗腺と皮膚血管括約筋を支配し,その活動の中に発汗神経活動と血管収縮性神経活動を含む.
SSNAは,1972年にHagbarthら1)により最初に記録され,Wallinら2,3)により詳細に研究された.筆者らも時間的な関係4)や環境温が与える影響5),さらには皮膚血管拡張反応6)などについてこれまでに報告している.
ヒトにおける皮膚交感神経活動(skin sympa-thetic nerve activity:SSNA)は,ヒトの末梢神経内の皮膚神経束からマイクロニューログラフィーにより記録される.SSNAは汗腺と皮膚血管括約筋を支配し,その活動の中に発汗神経活動と血管収縮性神経活動を含む.
SSNAは,1972年にHagbarthら1)により最初に記録され,Wallinら2,3)により詳細に研究された.筆者らも時間的な関係4)や環境温が与える影響5),さらには皮膚血管拡張反応6)などについてこれまでに報告している.
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