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乳管内視鏡下穿刺吸引細胞診―"Shooting Biopsy Oytology"
著者: 長瀬慈村1
所属機関: 1乳腺クリニック長瀬外科
ページ範囲:P.1040 - P.1041
文献購入ページに移動 乳管内病変における重要な症状の1つである異常乳頭分泌に対する検査法として,乳頭分泌物細胞診,乳頭分泌物中CEA測定,乳管超音波検査,乳管造影などがあるが,1988年には乳管内視鏡検査が試みられ1),この10年間に急速な進歩を遂げた2,3)(図1).
超早期乳癌診断のための検査法の1つとして当院では,乳管内視鏡下穿刺吸引細胞診"狙い撃ち細胞診:Shooting Biopsy Cytology"を1995年4月より行っており成果を上げている.従来の乳管内病変に対する細胞診の方法に比し,本法は,直視下に病変を確認しながら穿刺吸引できるため,極めて正確な診断法である(図2).
超早期乳癌診断のための検査法の1つとして当院では,乳管内視鏡下穿刺吸引細胞診"狙い撃ち細胞診:Shooting Biopsy Cytology"を1995年4月より行っており成果を上げている.従来の乳管内病変に対する細胞診の方法に比し,本法は,直視下に病変を確認しながら穿刺吸引できるため,極めて正確な診断法である(図2).
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