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文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻1号

2000年01月発行

文献概要

今月の主題 質量分析―新しい臨床検査への展開 各論・LC (GC,MS)-MSの応用

質量分析によるトランスサイレチンアミロイドーシスの病態解明

著者: 岸川匡彦1 清水章1

所属機関: 1大阪医科大学病態検査学

ページ範囲:P.37 - P.45

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 トランスサイレチンは血清蛋白であり,これまでに多種類の遺伝的変異が見いだされており,その多くはアミロイドーシスの原因となる.正常のアミノ酸配列のトランスサイレチンも老人性アミロイドーシスを起こすことが知られている.われわれは質量分析によって,変異トランスサイレチンを検出・同定し,また,さまざまな修飾構造を同定した.さらに,構造の変化とアミロイド形成の関連について取り組み,重要な知見を得つつある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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