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今月の主題 質量分析―新しい臨床検査への展開 各論・LC (GC,MS)-MSの応用
マススペクトロメトリーによる薬物動態解析―臨床薬理への応用
著者: 橋本豊1
所属機関: 1日本化薬(株)創薬本部薬物動態グループ
ページ範囲:P.47 - P.56
文献購入ページに移動 薬物動態研究におけるマススペクトロメトリーの役割は,これなくしては語れないほど大きな位置を占めている.薬理活性物質のように微量投与で薬効を発現するものの血中動態解析には今や必須の分析手段である.ここではマススペクトロメトリーによる微量分析の確立方法と,これを駆使して血中濃度と薬効との相関をみる,いわゆる臨床薬理の例を幾つか述べる.また,代謝研究におけるMS/MS法の利用の仕方や,新しいイオン化方法のMSを使った薬物と蛋白質との複合体の解析についても述べる.
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