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文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻2号

2000年02月発行

文献概要

資料

新型瞳孔計(DK-101)の健常者における基礎的検討

著者: 磯谷治彦1 木之下徹2 味木幸3 高橋良当4 平尾紘一2 鈴木吉彦5 松岡健平5

所属機関: 1市立枚方市民病院内科 2HECサイエンスクリニック糖尿病肥満研究所 3川崎市立川崎病院眼科 4東京女子医科大学第2病院内科 5東京都済生会中央病院内科

ページ範囲:P.219 - P.223

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 小型軽量化を目指した新型瞳孔計"DK-101"(スカラ社)の開発を指導し,その基礎的検討を健常者84例を対象に,多施設で行った.その結果,従来のopen-loop型瞳孔計での報告と同様高い再現性を示し,対光反応の各因子は年齢依存的に加齢の影響を認めた.特に面積値の各因子は優れた信頼性が得られたが,一部の反応速度については若干のばらつきがみられた.操作も簡便で,面積を中心に評価すれば,自律神経機能検査として有用な機器である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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