文献詳細
文献概要
今月の主題 糖化蛋白と蛋白のグリケーション 総説
糖化蛋白の構造と生体内存在
著者: 家永和治1 中村耕1
所属機関: 1日本臓器製薬株式会社生物活性科学研究所
ページ範囲:P.239 - P.244
文献購入ページに移動 既知のAGE候補物質の構造を簡単に紹介し,主な抗AGE抗体を紹介しながら,AGEの生体内存在を述べ,AGE研究の現状と問題点を簡単に紹介する.古典的なAGEであるピラリン,ペントシジン,CMLのほか,最近登場してきたイミダゾロン,ピロピリジン,CEL,クロスリンTM,ベスパーリジンなどのAGE構造を一覧し,蛍光性や架橋の有無,酸化の関与の有無などで分類し,それらの生体内存在の検出法についても述べる.
掲載誌情報