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文献概要
今月の主題 糖化蛋白と蛋白のグリケーション 技術解説
糖化蛋白の定量法
著者: 中山秀隆1
所属機関: 1萬田記念病院糖尿病センター
ページ範囲:P.257 - P.262
文献購入ページに移動 AGEは各種病態と密接に関係すると考えられ,これまで生体内AGE測定には種々の方法が試みられてきた.当初,AGEの蛍光特性を利用した方法が用いられていたが,最近ではAGEの構造解析が進み,構造が明らかにされた個々のAGEについて機器による定量分析や特異抗体による測定がなされるようになった.今後,病態に直接関与する生体内主要AGEの構造が明らかにされ,その確実で簡便な定量法の開発が望まれている.
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