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文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻5号

2000年05月発行

文献概要

今月の主題 微生物培養検査のサンプリング 各論―サンプリングの実際 少量の常在菌を含む検体

1.尿

著者: 村谷哲郎1 松本哲朗1

所属機関: 1産業医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.499 - P.502

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 臨床微生物検査において最も重要なことは,起炎菌を検出することである.そのためには検体採取法および検査までの時間と保存が適切に行われなければならない.膀胱は本来無菌的な場所であるが,膀胱穿刺以外の尿検体採取法では常在菌の混入は避けられないため,膿尿の有無および細菌数だけでなく,検体の品質,分離菌の種類,単純性か複雑性かなどの病態を考慮して,検出菌が今回の感染症の起炎菌であるかを判断しなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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