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文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻5号

2000年05月発行

文献概要

今月の主題 微生物培養検査のサンプリング 各論―サンプリングの実際 多量の常在菌を含む検体

3.便

著者: 坂本光男1 相楽裕子1

所属機関: 1横浜市立市民病院感染症部

ページ範囲:P.519 - P.522

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 感染性腸炎は臨床的には症状が類似しているので,確定診断のためには糞便培養は不可欠である.通常は滅菌綿棒で直腸スワブを採取し,キャリブレア培地にさしたものを検体とする.糞便中からはさまざまな細菌が検出されるが,そのなかには直ちに原因菌と判定できる細菌と場合によって原因菌と判定できる細菌がある.症状や患者背景に基づいて糞便培養を実施することが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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