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今月の主題 微生物培養検査のサンプリング 各論―サンプリングの実際
嫌気性菌検査
著者: 田中香お里1 渡邉邦友1
所属機関: 1岐阜大学医学部附属嫌気性菌実験施設
ページ範囲:P.523 - P.527
文献購入ページに移動 嫌気性菌感染症では内因性感染が多い.これらの病原体は常在細菌叢として優勢に存在しているため嫌気性菌検査の検体の採取に当たっては常在菌の混入を防ぐことが大切である.検査を有効に進めるためには,検体を直ちに嫌気性輸送容器に入れ,速やかに検査部に提出し培養に供することと臨床からの検体に関する情報提供が重要である.
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