icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻5号

2000年05月発行

今月の主題 微生物培養検査のサンプリング

各論―サンプリングの実際

歯科口腔外科領域の感染症

著者: 坂本春生1 佐々木次郎1

所属機関: 1東海大学医学部口腔外科学教室

ページ範囲:P.547 - P.550

文献概要

 歯科・口腔外科領域感染症はほとんどが虫歯,歯周病からの継発症である.サンプリングは常在菌の汚染を避けるために,粘膜や皮膚に交通のない閉塞膿瘍から,針穿刺をすることが推奨されている.歯科・口腔外科領域感染症の本態は嫌気性菌優位の,嫌気性菌と好気性菌による混合感染であるので,検体をできるだけ空気に触れさせないで,速やかに処理するのがポイントであり,よりよい臨床と検査室の連携が要求される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら