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今月の主題 微生物培養検査のサンプリング 各論―サンプリングの実際
歯科口腔外科領域の感染症
著者: 坂本春生1 佐々木次郎1
所属機関: 1東海大学医学部口腔外科学教室
ページ範囲:P.547 - P.550
文献購入ページに移動 歯科・口腔外科領域感染症はほとんどが虫歯,歯周病からの継発症である.サンプリングは常在菌の汚染を避けるために,粘膜や皮膚に交通のない閉塞膿瘍から,針穿刺をすることが推奨されている.歯科・口腔外科領域感染症の本態は嫌気性菌優位の,嫌気性菌と好気性菌による混合感染であるので,検体をできるだけ空気に触れさせないで,速やかに処理するのがポイントであり,よりよい臨床と検査室の連携が要求される.
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