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文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻6号

2000年06月発行

文献概要

資料

LDLコレステロールの計算式(Friedewaldの式)のトリグリセライド項の係数の検討―男女別係数(成人男性;1/7,成人女性;1/5)の適用

著者: 小林正嗣1 愛原勝巳1 村田和弘1 園伊知郎1 芹生陽一1

所属機関: 1財団法人近畿健康管理センター

ページ範囲:P.681 - P.684

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 近年,LDLコレステロールの直接測定法1)が開発され普及しつつあるが,Friedewald2),の式(F式)によるLDLコレステロールの計算値は,直接測定法による測定値より低値傾向となる.この傾向は特に男性群で顕著である.LDLコレステロール推定式(F式)のトリグリセライド項の係数は,直接測定法による測定値との比較検討において,女性群では慣用の1/5が妥当であろうが,男性群では1/7がベターであろうと考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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