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文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻6号

2000年06月発行

文献概要

資料

自動免疫染色装置を用いた高感度検出システムによる核内蛋白の免疫染色

著者: 橋詰薫1 畑中豊1 神原由季1 谷洋一1

所属機関: 1ダコ・ジャパン株式会社免疫組織化学部

ページ範囲:P.685 - P.690

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 チラミンラジカルを利用したCatalyzed Signal Amplifi-cation (CSA)システムを用いた免疫染色では,微量な抗原の検出が可能となった反面,増幅に要する染色過程が多段階から成るため染色操作は煩雑となり,また長い時間を要する.そこで本検出系の自動免疫染色における適用性について検討を行った.染色には核内蛋白を認識する抗体を用い,その染色性を検討した.その結果極めて良好かつ再現性のよい染色性が得られ,染色時間も用手法と比較し大幅に短縮された.自動化を導入することにより本高感度検出系のルーチン化および標準化への応用が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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