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文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻7号

2000年07月発行

文献概要

今月の主題 慢性閉塞性肺疾患 技術解説

閉塞性換気障害の評価と問題点

著者: 岡田恒人1 栂博久1 大谷信夫1

所属機関: 1金沢医科大学呼吸器内科

ページ範囲:P.729 - P.734

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 気管支喘息や慢性気管支炎などの気道の障害が主体となる疾患,肺気腫などの肺胞破壊による肺コンプライアンス低下が主体となる疾患ではいずれも閉塞性換気障害をきたしてくる.これらは一般的に用いられる予測値に対する肺活量の割合(%VC),一秒率(FEV1)%だけでは分けることはできない.しかし肺気量分画,努力呼気曲線,フローボリウム曲線の特性を知ることでより詳しい分離評価が可能となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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