icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査44巻9号

2000年09月発行

今月の主題 テレメディスン(遠隔医療)

事例

遠隔病理診断(テレパソロジー)―今後の見通し

著者: 澤井高志1 宇月美和1

所属機関: 1岩手医科大学医学部病理学第一講座

ページ範囲:P.965 - P.969

文献概要

 厚生省は2000年4月から遠隔病理診断(テレパソロジー)を診療報酬の1つとして認めた.このことは,医療情報化時代,遠隔医療の幕開けとして歓迎すべきことである.しかし,実施対象となる施設には制限がついており,料金も遠隔加算のない迅速診断料として認められただけである.病理医の少ない現状から生じている医療の格差を是正すべく生まれたテレパソロジーの今後の発展が期待される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら