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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻1号

2001年01月発行

文献概要

今月の主題 サイトカイン・ケモカイン 総説

ケモカイン

著者: 向田直史1

所属機関: 1金沢大学がん研究所組織分子構築研究分野

ページ範囲:P.29 - P.39

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 ケモカインは分子量約1万の保存された位置にシステイン残基を保有する,50を越えるサイトカインの総称である.当初ケモカインは顆粒球・単球の遊走を亢進させることで,炎症反応にのみ関与していると考えられていた。しかし研究の進展の結果,リンパ球・樹状細胞の遊走を制御することによって免疫システム全般を制御していること,ケモカインに対するレセプターのいくつかがHIV感染の経路として重要であることが判明している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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