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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻1号

2001年01月発行

文献概要

トピックス

血液製剤のNAT検査

著者: 池淵研二1 佐藤進一郎1 加藤俊明1 池田久實1

所属機関: 1北海道赤十字血液センター副所長研究部

ページ範囲:P.91 - P.94

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1.はじめに
 輸血によるウイルス感染リスクはスクリーニング検査の高感度化とともに極めて低くなってきた.これまで実験室レベルでしか施行できないと想定されていた核酸増幅検査が,血液事業という限られた時間内で大量の検体を検査判定し供給に間に合わせなければならない場面にも応用できることに成功し,さらにリスク軽減が図れるようになった.血漿分画製剤用の原料血漿の核酸増幅検査(NAT)の導入から赤血球や血小板など血液製剤へもNAT検査が導入された現状をぜひ紹介したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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