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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻1号

2001年01月発行

文献概要

研究

ICUの検査データと生死判別度

著者: 竹之内陽子1 河口豊1 横田祐子1 中藤聡子1 福田充宏2 市原清志3 佐藤和孝3

所属機関: 1川崎医科大学附属病院救急部高度救命救急センター 2川崎医科大学救急医学 3川崎医科大学検査診断学

ページ範囲:P.97 - P.100

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 ICU入室患者の重症度を客観的に評価する方法として,APACHE IIシステムが普及しているが,今回ICU入室621例を対象として入室時のデータを多変量解析し,各種パラメータと生死の関係について検討した結果,GCS,BE, WBC, Bil,年齢,平均血圧,pH,体温の8項目がこの順で生死に関係していた.また,ROC曲線で生死の判別度を比較すると,各種パラメータによる予測式の生死判別度は,APACHE IIスコアと同程度であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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