文献詳細
文献概要
研究
細胞質ミエロペルオキシダーゼのサポニン法による抗ミエロペルオキシダーゼモノクローナル抗体(MPO-7)染色の有用性の検討
著者: 川口宗守1 鶴澤正仁1
所属機関: 1愛知医科大学小児科
ページ範囲:P.101 - P.105
文献購入ページに移動 培養骨髄性白血病細胞HL-60を用いてモノクローナル抗体(MPO-7)染色による細胞質内ミエロペルオキシダーゼ(MPO)の検出方法の確立のために各種の固定法で実験を行いフローサイトメーターで解析した.サポニン法とパラホルムアルデヒド(PFA)/メタノール(MTOH)法が極めて良好な結果を示した.この結果に基づいて患者骨髄性白血病細胞をサポニン0.2%処理にてMPO-7染色した結果MPOの陽性率15/15例,100%であった.
掲載誌情報