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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻11号

2001年10月発行

文献概要

特集 超音波検査の技術と臨床 Ⅰ.基礎 1.装置

6)診断用超音波の安全な使用法

著者: 内藤みわ1

所属機関: 1アロカ株式会社TP技術部開発グループ

ページ範囲:P.1195 - P.1200

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はじめに
 最近の30年間で超音波診断装置は非常に普及した.この理由の1つとして診断に使われる超音波が放射線に比べ安全であることが挙げられる.しかし診断超音波は技術の進歩に伴って多様になっており,場合によっては検査者が診断上の有用性と患者に対する安全性の比率を考慮しながら使用する必要性が生じている.
 ここではまず超音波による物理現象・生体作用を説明し,次に最近の超音波診断装置で実施されている音響出力のリアルタイム表示1)としてメカニカルインデックス(mechanical index ; MI)およびサーマルインデックス(thermal index;TI)について解説し,臨床検査実施時のリアルタイム表示の具体的な活用例について述べ,最後に国際的な安全性ガイドラインの動向を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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