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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻11号

2001年10月発行

文献概要

特集 超音波検査の技術と臨床 Ⅰ.基礎 2.新しい手法

8)3Dの進歩(2)産婦人科領域

著者: 金西賢治1 秦利之1

所属機関: 1香川医科大学母子科学講座

ページ範囲:P.1246 - P.1250

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はじめに
 超音波断層法は産婦人科領域の日常診療において今や必要欠くべからざる診断法となっており,さらに近年のコンピュータ技術の急速な進歩に伴い,三次元画像構築の処理時間が著しく短縮したことで,三次元超音波も広く臨床応用されるようになりつつある1~5).従来の二次元超音波断層法では,対象の二次元断面像を頭の中で三次元構築させるため長年の経験と習熟を必要としたが,三次元超音波法を使うことで,比較的簡単に立体構造を把握することが可能となった6~8)
 本項では産婦人科領域における三次元超音波法の有用性と将来におけるその応用について述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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