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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻11号

2001年10月発行

文献概要

特集 超音波検査の技術と臨床 Ⅲ.循環器 1.心エコー図法の種類と実施法

5)虚血性心疾患における負荷心エコー法の意義

著者: 八杉直子1 小柳左門2

所属機関: 1福岡大学筑紫病院内科第一/循環器科 2国立療養所福岡東病院

ページ範囲:P.1315 - P.1320

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はじめに
 虚血性心疾患においては,心筋虚血の診断が重要であるが,安静時の心エコー図では診断が困難である.そこで,負荷をかけることにより,新たに出現する壁運動異常から心筋虚血を診断するのが,負荷心エコー法の目的である.近年,超音波画像のデジタル化とその処理方法の発達によって診断が確実になり,負荷心エコー法が広く行われるようになった.負荷心エコー法は心筋虚血の診断だけでなく,心筋のバイアビリティの評価などその応用は多岐にわたっている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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