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今月の主題 視機能検査と臨床検査 各論
視力・コントラスト感度
著者: 野田徹1
所属機関: 1国立病院東京医療センター眼科 臨床研究部視覚研究室
ページ範囲:P.1534 - P.1542
文献購入ページに移動 視力測定は最も基本的な視機能検査である.わが国ではランドルト環小数視力表,欧米ではSnellen Chartが広く普及しているが,視力をより客観的な統計解析データとするためには,log-MAR視力,ETDRS Chartなどが有用である.視力は高コントラスト,高空間周波数の識別閾値に限定した検査であり,視覚の質の評価には,コントラスト感度,空間周波数特性の解析を要する.さらに,波面収差解析,Point Spread Fullction解析などが技術的に可能となり,視覚の詳細な他覚的評価も可能となってきている.
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