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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻12号

2001年11月発行

文献概要

今月の主題 視機能検査と臨床検査 各論

涙液分泌,涙道検査

著者: 高木郁江1

所属機関: 1国立病院九州医療センター眼科

ページ範囲:P.1569 - P.1574

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 涙液は主として眼窩外上縁部に存在する主涙腺と,眼瞼に散在する副涙腺から結膜上に分泌され,角膜・結膜の表面を潤すが,瞬目などにより,内眼角に集まる.そして涙点に始まる涙道へと流入し,鼻涙管を経て鼻腔の下鼻道に排出される.涙液に関する疾患としては,涙液分泌低下によるドライアイ(乾性角結膜炎)と,涙道閉塞によるウェットアイ(流涙症)が主なものであり,臨床検査もこの2大疾患に対して行われることが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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