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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻3号

2001年03月発行

文献概要

今月の主題 酸化ストレス 技術解説・酸化ストレスマーカー測定

バイオピリン

著者: 塩地出1 芳村一1

所属機関: 1(株)シノテスト研究開発部

ページ範囲:P.265 - P.269

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 ビリルビンは生体内で抗酸化物質として働き,活性酸素と反応して酸化的分解物が生成する.バイオピリンはこの反応生成物と考えられ,抗ビリルビン・モノクローナル抗体24G7によって認識されるためELISA法で測定されるようになった.この測定系を用いた検討の結果,さまざまな酸化ストレスの負荷によるバイオピリンの尿中排泄量の増加が確認され,さらにその臨床的意義の検討が進められている.また,バイオピリンに属する物質についても研究されており,構造決定されたバイオトリピリン-a,-bはHPLCによって半定量的に分析されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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