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今月の主題 酸化ストレス 技術解説・酸化ストレスマーカー測定
DNA酸化損傷バイオマーカー8-OHdGの測定
著者: 蔵重淳1
所属機関: 1日研フード(株)日本老化制御研究所
ページ範囲:P.271 - P.280
文献購入ページに移動 癌をはじめ生活習慣病の90%以上は,活性酸素やそれに由来するフリーラジカル・過酸化脂質などによる酸化ストレスが発症の要因になっている.したがって疾病・老化を予防するためには各個人が体内の酸化ストレスの大きさを把握しライフスタイル修正などによりコントロールすることが最低限必要になる.体内の酸化ストレスの大きさを把握する手段として,DNAの酸化損傷物8-OHdGを測定することが有用である.8-OHdGの測定法について,ELISA法を中心に解説する.
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