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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻3号

2001年03月発行

文献概要

コーヒーブレイク

郡山の学会から

著者: 屋形稔1

所属機関: 1新潟大学

ページ範囲:P.288 - P.288

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 20世紀最後の第47回日本臨床病理学会は福島医科大学吉田浩教授の主宰で「21世紀への飛翔」というキャッチフレーズで郡山市で開かれた.吉田氏は夙に誠実な人柄と幅広い学問を積み重ねてきた学徒で,総会もそれを反映して暖かい雰囲気であった.このときにまた学会名称改定の議が認められ,日本臨床検査医学会と改められることになった.あたかも2001年は学会発足後50年の節目となるので1つのエポックとなる学会でもあった.
 私にとっても郡山は3代前までの先祖の墓石が並んでいるゆかりの土地でもある.昔相馬藩からここへ移ってきて以来,代々漢法医であったから墓碑名もすべて代が変るだけで屋形玄伯と刻してある.明治の始め祖父が3里ほど離れた須賀川に開校した医学校を卒業して西洋医となり,仙台医学校を出た父も須賀川の近くに開業して私を育ててくれた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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