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研究
新しい抗α-synuclein抗体の作成とその特性に関する検討
著者: 原幸子1 太田茂子1 大森智弘1 林恵美子1 今関ひろみ1 谷合修1 三宅和夫1 松下幸生2 高橋久雄1 村松太郎3 臼田信光4 荒井啓行5 樋口進2
所属機関: 1国立療養所久里浜病院臨床検査科 2国立療養所久里浜病院臨床研究部 3慶應義塾大学医学部精神神経科 4藤田保健衛生大学医学部解剖学教室 5東北大学医学部老年科
ページ範囲:P.321 - P.325
文献購入ページに移動われわれはα-synuclein蛋白のC末端のアミノ酸配列からポリペプチドを合成し抗α-synuclein抗体(α-SYN)を作成した.α-SYNは鮮明にLewy小体を免疫組織染色で認識した.Western blotting法でも,脳組織およびrecombinantα-synuclein蛋白と反応し,吸収試験において特異性を確認した.これらから,われわれの作製したα-SYNは,免疫組織染色,Western blotting法に極めて有用な抗体であると考えられる.
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