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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻4号

2001年04月発行

文献概要

シリーズ最新医学講座―免疫機能検査・4

肥満と免疫機能

著者: 小野寺秀記1 坂根直樹1 吉田俊秀1 吉川敏一1 近藤元治12

所属機関: 1京都府立医科大学第1内科 2藍野病院

ページ範囲:P.423 - P.428

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はじめに
 栄養と内分泌,そして免疫は生体の恒常性を保つ機能的な環の中にあって,相互に深く関連し合っている.そして,新世紀を迎えた今日,日本人の誰もが"肥満"を不健康で好ましくない身体状況と考えて,ダイエットや運動に励むようになってきた.「豊かに,そして健やかに生きて行きたい」という万人の願望は,"肥満"にかかわる経済や研究をますます盛んにしてきているのである.
 まず初めに,「肥満は悪しきこと」と考えられるに至った経緯を,その100年にも満たない歴史を少しだけ振り返ってみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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