文献詳細
文献概要
コーヒーブレイク
信州の秋
著者: 屋形稔1
所属機関: 1新潟大学
ページ範囲:P.428 - P.428
文献購入ページに移動 20世紀末の秋も深まった2000年11月中頃,松本で信州大学中央検査部の創設40周年記念会があった.地元関係者が中心であったが,各地から斯学関係の錚々たる現役メンバーも十数名顔をみせ賑やかであった.先代教授の金井正光氏との関係から私も招かれて彼氏の退官記念以来初めて信州大学を訪れた.あの時は4月の大雪が印象的であったが,11月の信州の空は晴れ渡って紅葉が美しかった.
40年前新潟大学中央検査部も同時に発足し,両校は国立の歩みとともに歩いて来た.東京大学の樫田良精氏を中心として年2回の中央検査部会議は希望と失望の中で議論も白熱化したが,振り返ってみると当時の仲間は皆懐かしい.とりわけ金井氏のご尊父の泉先生は新潟大学の大先輩で親しくご指導いただいた.自然に両大学中央検査部で毎年中間地点にある妙高山麓で合同して一泊のセミナーを開くことになり,お互い学問的交流にひたるのが楽しい行事となった.記念会には当時の信州大学中央検査部の技師の方々も顔をみせ懐かしがってくれた.
40年前新潟大学中央検査部も同時に発足し,両校は国立の歩みとともに歩いて来た.東京大学の樫田良精氏を中心として年2回の中央検査部会議は希望と失望の中で議論も白熱化したが,振り返ってみると当時の仲間は皆懐かしい.とりわけ金井氏のご尊父の泉先生は新潟大学の大先輩で親しくご指導いただいた.自然に両大学中央検査部で毎年中間地点にある妙高山麓で合同して一泊のセミナーを開くことになり,お互い学問的交流にひたるのが楽しい行事となった.記念会には当時の信州大学中央検査部の技師の方々も顔をみせ懐かしがってくれた.
掲載誌情報