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文献詳細

雑誌文献

臨床検査45巻4号

2001年04月発行

トピックス

微量CRPと冠動脈疾患

著者: 藤田誠一1 角谷勇実1 片山善章1

所属機関: 1国立循環器病センター臨床検査部

ページ範囲:P.429 - P.431

文献概要

1.はじめに
 ヒトC反応性蛋白(CRP:C-reactive protein)は,1930年にTilletとFrancisによって肺炎患者血清から発見され,Ca2+存在下で肺炎球菌のC多糖体中のホスフォリルコリンと複合体を形成することからCRPと命名された.
 CRPは肺炎球菌菌体の多糖体と沈降反応を示す5個のサブユニットが環状に結合した分子量105,000の蛋白であり,アミロイドのp-compo-nentやpentraxinと類似した構造を有している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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