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今月の主題 薬剤耐性菌をめぐる最近の話題 いま話題の耐性菌
クラリスロマイシン耐性Helicobacter pylori
著者: 山口勝1 川上由行2 小穴こず枝2 勝山努1
所属機関: 1信州大学医学部附属病院中央検査部 2信州大学医療技術短期大学部衛生技術学科
ページ範囲:P.851 - P.856
文献購入ページに移動除菌治療に際して使用されるクラリスロマイシン(CAM)は,その耐性菌の出現率も10%前後と高率であり,除菌治療前に医師はその情報を得ておくことが望ましいと考えられる.
本稿においては,H.pyloriの概要について解説したうえで,CAM耐性のH.pyloriについて,その耐性機構および分離菌動向の現状を示し,現在挙げられている問題点について述べる.
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