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文献詳細

雑誌文献

臨床検査46巻1号

2002年01月発行

文献概要

今月の主題 テーラーメイド医療と臨床検査 各論

遺伝子解析でのDNAチップの位置づけ―in-house cDNAマイクロアレイを用いた遺伝子発現解析

著者: 関直彦1 吉川勉1 加藤真樹1 大塚基之2

所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院・機能ゲノム学講座 2東京大学医学部消化器内科

ページ範囲:P.38 - P.45

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DNAマイクロアレイ(DNAチップ)は,ポストゲノムシークエンス時代において,包括的な遺伝子発現モニタリングやゲノムの変異,多型性の検出を可能にする重要なテクノロジーとして注目されている.最近,DNAマイクロアレイを用いて病型診断ができることを報告した論文や,抗癌剤の選択方法を予測する論文が発表され,この技術が実際の医療に応用できることが示されつつある.ここではわれわれが行っているcDNAマイクロアレイを用いた遺伝子発現解析プロジェクトについて紹介するとともに,解析例についてデータを示したい.〔臨床検査46:38-45,2002〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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